PERSON 06

豊田 成美

[経営企画室]
2015年入社

「自走自考」で仕事をするアートリフォームのスタイル

自分で考え、自分で意思決定ができる自由があること。それが会社を選ぶ時に私が大切にしたことでした。ルールに縛られたマニュアル通りの仕事ではなく、自分らしさを表現できる仕事がしたい。そんな私が「働きたい!」と思えたのが、「自走自考」というスタイルを大切にするアートリフォームでした。入社してから約4年は、とにかくがむしゃらに突っ走りました。若いうちからリフォームの最初から最後までを任されて、自由度が高い仕事だからこそ、自分次第で仕事は面白くもなるし、つまらなくもなる。とにかく早く一人前になって、もっと高い次元で仕事がしたいと思って、仕事に取り組みました。失敗や、悔しい思いもたくさんしましたけれど、その分成長できたのだと思います。大阪で副主任になった頃に結婚が決まり、別の会社で働く夫が埼玉に異動することになりました。その事情を会社に伝えると、恵比寿にある東京支店に異動させてもらえることになりました。

自由とは信頼を積み重ねて獲得できるもの

東京に異動して、3年間副主任と主任を務め、その後支店長代理という立場を任されることになりました。アートリフォームの70年の歴史の中で、初めての女性支店長代理ということで、少し気負うところもありましたが、マネジメントにおいても大切にしたことは「自由」です。何でも任せて自由にという放任主義ではなく、メンバー一人ひとりが「自由」に仕事ができるように、成長していってほしいという思いでした。「自由」とは、「信頼」を積み重ねることによって獲得できるもの。「あなたなら大丈夫」「あなたに任せてよかった」とお客様や仕事のパートナーの皆さまに言ってもらえるビジネスパーソンに成長できるよう、メンバーを導くことが私の仕事だと思って、支店長代理の仕事をしていました。支店長代理をして約1年で夫が今度は島根に転勤することになり、今は島根にはアートリフォームの支店もないので、退職するしかないか、と無念な気持ちで会社に報告をしました。社長は「いつか島根支店も出すよ!」と笑いながら、経営企画という仕事を打診してくれました。

想像もしなかった未来が、この先にも待っている

経営企画という立場で、今はマーケティングの仕事や営業開発や教育研修の仕事などを担当しています。特に私自身が関西でも関東でも営業を経験してきたので、会社全体としての営業活動のクオリティを高めていくことを目的に、若手向けの研修講師も担当しています。支店長代理を約1年しか務められなかったことに対しては、不完全燃焼な気持ちを持っていましたが、こうやって違う立場からアートリフォームの若手に対して「自走自考」で仕事をする面白さを伝えられることにやりがいを感じています。入社する前の自分からは、想像もしなかった未来に、今自分は立っています。それだけアートリフォームという会社が進化したということでもあると思いますし、私自身も一緒に進化することができたのかな、と感じます。キャリアプランやライフプランを描くことも大切ですが、想像した以上のことが起きるのが、仕事であり人生だと思います。今を、自分らしく、一生懸命に生きる。いつか島根支店ができることがあったら、支店長になるかどうかは、その時考えたいと思います(笑)。

豊田 成美

[経営企画室]
2015年入社

アートリフォーム初の女性支店長を務めた後、現在は経営企画として全社の営業開発やマーケティング、社員教育等を担当。新しいキャリアを切り拓き続けている。