PERSON 06

竹内 さゆり

[世田谷支店 支店長代理]
2016年入社

決められたレールの上を走らされたくない

小学生の頃から「空間」に興味があって、チラシに書いてある間取りを見るのが大好きでした。親にお願いしてマイホームデザイナーというソフトを買ってもらって、色々な家や部屋をシミュレーションして遊んでいました。大学では空間デザインを学んだのですが、一方で「設計」などの1㎜単位でモノをつくる仕事は、自分には向いていないことに気が付きました。また、大学時代に飲食でアルバイトをして、お客様を接客することが好きな自分に気付きました。ただ、「マニュアル以上のことをしてはいけない」という制限もあり、就職する時にはもっと自由に自分がやりたいことを最大限できる仕事がいい、と思うようになりました。空間に関わる仕事、そしてお客様のために全力を尽くせる仕事。そこで出会ったのが、リフォームという仕事でした。アートリフォームともう1社から内定を頂き、とても悩んだのですが、社員全員が「やりたいことを自由にできる」と楽しそうに語ってくれたアートリフォームに決めました。

自由とは周囲からの信頼から獲得していくもの

入社してすぐは、大学時代に描いていた「空間」の仕事と、実際の「現場」とのギャップに苦労しました。当たり前のことですが、リフォームという仕事は、大学で学んでいたような設計図だけの話ではなく、大工さん、電気職人さん、設備職人さん、内装職人さん、塗装職人さんなど、様々な領域のスペシャリストの人たちと一緒に作り上げていく仕事です。自分が指揮するという面白さはありつつも、知らない知識が多すぎて、それを覚えていくことに必死の毎日でした。ただ、3年頑張っていく中で、おおよそのことが分かるようになってきて、段々と仕事が面白くなってきました。苦労をしていた時、当時の上長より「点が線になる瞬間が必ず来るから、挫けずに頑張れ」と励ましてもらっていたのですが、まさにその瞬間が3年目に訪れた感覚でした。知識や経験が点から線になった時、私が本当にやりたいこと、アートリフォームのスタイルでもある「心を動かせ!」への挑戦が始まりました。リフォームという大きな決断をしたお客様の期待と不安。その期待を超えられるように、少しでも不安を減らせるように、仕事ごとに頂くアンケートに目を凝らし、お客様からの声に耳を澄まし、改善を重ねていきました。結果、3年目と4年目の時に顧客満足度一位の賞を頂くことができました。賞は結果でしかありませんが、一人ひとりのお客様から「本当にありがとう」という感謝の言葉を頂けることが、この仕事の何よりのやりがいです。

支店長としてメンバーが自由に働けるサポートを

2016年に入社してから、私は5店舗の異動を経験しています。最初の異動の時には、環境が変わることへの不安もあり、すごく悩みましたが、結果的に全ての異動が自分の成長に繋がったと感じています。特に、大阪から東京への異動は自分の転機になりました。東京に異動して来た時、その支店は正直どん底で、売上も上がらず、組織も疲弊している状況でした。 当時の上司だった谷口さんが、組織を立て直し、パートナーを開拓し、みるみる内に店舗が蘇っていきました。その時、チームの一員として一緒に店舗を創り上げていった感覚が、今も忘れられません。今私は、世田谷支店の支店長代理を務めています。上司や先輩たちが切り拓いてくれた場所で、今度は私がリーダーとして、新しいチームを創ることに挑戦しています。リフォームの仕事は、決して簡単な仕事ではありません。たくさんのご予算を預かり、期間も長く、関わる人の数も多い。だからこそ、期待を超える仕事ができた時に頂ける「ありがとう」は、なかなか他の仕事では味わえないものだと思います。描いた「空間」を、「現場」で形にして、心を動かす。その醍醐味を、一人ひとりが実感できるチームを、創っていきたいと思います。

竹内 さゆり

[世田谷支店 支店長代理]
2016年入社

入社以来一貫して顧客満足を追求する姿勢で、入社後3年目と4年目に2年連続で全社で顧客満足度No.1を獲得。関東へと異動し、現在は世田谷での拠点の責任者を務める。