PERSON 04

西澤 美咲

[神戸HDC支店 副主任]
2019年入社

最初から最後まで自分の仕事としてやり抜きたい

小さな頃から工作をしたり絵を描いたり、何かを作ることが好きでした。間取りの図面を見て、「どんな部屋だろう」「何を置いたら素敵な部屋になるだろう」と想像してワクワクするような子どもでした。自然と大学では建築系へと進み、建物の勉強をしながら、空間創りの仕事がしたいと考えるようになりました。ホテルや店舗の内装といった仕事に興味を持つ中で、アートリフォームに出会いました。説明会で会う社員の人たち、面接で会う役員や社長、どの人に会っても「一緒に仕事をしたい!」と思えるような人たちばかりでした。人に優しくて、仕事に誇りを持っている人たち。店舗設計の会社からも内定をもらいましたが、決め手になったのは、「初めから終わりまで全部自分でできる」というアートリフォームの仕事のスタイルでした。大きな会社になれば、「営業だけ」「設計だけ」「施工だけ」という分業で仕事をすることが多くなると思いますが、アートリフォームなら全部自分でできる。関わった仕事に対して、胸を張って「自分の仕事」と言えることが、きっと仕事の誇りに繋がるんだと思って、アートリフォームに入社することを決めました。

「自分がお客様だったら」最高の顧客満足を追求する

リフォームアドバイザーとしての最初の仕事は、引き合いを頂いたお客様にお会いして、お話を伺い、ご提案をする仕事です。ただ、正直私は1年目から大きくつまずきました。お話を伺って提案をしても、ことごとく最後にはお断りのご連絡を頂く結果に。当たり前のことかもしれませんが、どれだけ好きな仕事でも成果がでなければ、辛く落ち込む日々でした。先輩や上司からいろいろと話しかけてもらう中で、支店長の小林からのアドバイスが一つのきっかけになりました。実際に私がお客様と話す場に同席し、話し方についてのフィードバックをもらいました。話すテンポや会話の間が、お客様にとって心地よいものにできていない。自分では全く気付くことができていなかったことを、小林が気付かせてくれました。自分が話したいこと、自分が進めたい議題、そればかりを優先してしまっていた自分。それではお客様は心を開いてくれない、と痛感しました。もともと私は「わがまま」なんだと思います。「理想の空間を創りたい!」「全部自分でやりたい!」その思いが先走ってしまっていました。自分の「わがまま」を逆手にとって、「自分だったらどうしてほしいか」と考えることにしました。不安に思うことを先回りして、気になる前に連絡をして、大切な家だからこそ全てに対して丁寧に大切に。「自分がお客様だったら」という想定で、仕事の基準を全て見直し、変えていくことを決めました。

お客様を感動させることが私の仕事の誇りに繋がる

すると、お客様からのアンケートで「とても丁寧だった」「本当にありがとうございます」「感動しました」というお言葉を頂くようになり、お客様から他のお客様をご紹介頂くことが増えるようになりました。お客様のご要望を伺い、現地調査をし、現場の管理をし、空間を生まれ変わらせていく。「こんなに変わるなんて」とお客様が心から喜んでらっしゃる様子を、お客様の隣で確かに感じられるという手応えが、自分の仕事への誇りに繋がっていきます。就職活動中に憧れた「誇りを持って仕事をする人」に、もしかしたら少しだけ近づけたのかな、と思います。支店長の小林や、宝塚支店の同僚と話すこれから先のビジョンは、「リフォームするならアートリフォーム」という存在になること。内定者や1年目の時には、ぼんやりとしていてどこかで他人事だった目標が、今ははっきりとした輪郭で、確かに私の進む先にあります。まるで物語が進んでいくように、次々と変わる景色を楽しみながら、お客様が感動する仕事を続けていきたいと思います。

西澤 美咲

[神戸HDC支店 副主任職]
2019年入社

入社2年目に顧客満足度全社No.1を獲得。その取組が認められ21年度全社より2名選出されるベストプラクティス顧客満足部門も獲得。顧客満足にこだわるスタンスが周囲にも伝播している。